ソイプロテインってご存知ですか???
プロテインは「マッチョな人が飲んでいるもの」というイメージはもう古いかもしれません。現在は健康の為や理想のカラダ作りの為に欠かせないプロテイン。男性だけでなく女性にも、若者だけでなく中高年にも、老若男女問わず幅広い年代に愛用されています。そのため、数多くの種類があり、どれを選んだらいいか悩むこともしばしば。プロテインは大きく分けて3種類。動物性のホエイ、カゼイン、植物性のソイがあります。
〇プロテインには大きく分けて3種類
・ホエイプロテイン
・カゼインプロテイン
・ソイプロテイン
ここでは、ダイエットを目指している方やランニングなどの有酸素運動を中心にしているカラダを引き締めたい男性・女性の方向けです。目的に合ったプロテインをとるのが重要であり、おすすめのソイプロテインをご紹介。
やせるためにランニングをしているだけではもったいない。ダイエットの成功や理想の体を手に入れる為には、脂肪を落とすと同時に筋肉をつけておけば、代謝が上がって体脂肪が燃えやすくなる。ランニングと筋トレで痩せやすいカラダを目指しましょう。そのためにはカラダをつくってくれる栄養補給も忘れてはいけません。
栄養補給にはカロリーが控えめかつヘルシーなソイプロテインが最適。また、ウエイトダウン系のプロテインもある。飲むタイミングは朝一に摂るといい。減量向けのプロテインには「ガルニシア」や「カルニチン」、「ヒスチジン」が配合されているものも多くある。朝に摂ることで1日の脂質代謝を促し、食欲抑制の効果も期待。
もちろんふだんの食生活を見直すことが前提。炭水化物や脂質など偏った食事内容や間食でおやつを食べてしまうなど。また気をつけたいのは食事量を減らしてしまいカラダに必要なビタミンやミネラル不足になってしまうこと。ビタミンやミネラルが不足するとカラダの不調が現れることもあります。また、ビタミンB群は脂肪や炭水化物をエネルギーに変える着火剤のような役割を持っているので、痩せやすいカラダを作ることができるので摂っておきたい栄養素の1つ。
【目次】
〇ソイプロテインとは
〇ソイプロテイン、ホエイプロテインの比較
・ホエイとソイ、プロテインを摂るならどっち?
・ソイプロテインの【メリットとデメリット】
〇ソイプロテインの吸収時間
〇ソイプロテインの飲むタイミング
〇ソイプロテインの選ぶポイント
〇おすすめソイプロテイン9選
〇まとめ
〇ソイプロテインとは
ソイプロテインの「ソイ」は、「大豆」のことを指します。なので、大豆が原料。
大豆から油脂を絞った後に、タンパク質を取り出したものになります。ソイプロテインは植物性に、乳由来のホエイとカゼインプロテインは動物性に分けられています。
〇ソイプロテイン、ホエイプロテインの比較
・ホエイとソイ、プロテインを摂るならどっち?
プロテインを飲むなら断然、動物性のホエイやカゼイン。というトレーニーの方もいます。確かに、ソイプロティンは動物性のプロテインに比べて含まれる必須アミノ酸の量が少ないこと、さらに消化吸収の速度が遅いことなどがあり、筋肥大を目指す方は動物性プロテインが適している。
しかし、ソイにはソイの長所がある。筋肥大には確かにあまり有効ではないがダイエットを目指す方やランニングなどの有酸素運動でカラダを引き締めたいという人にとってはかなり有効なタンパク質。
吸収率の高いホエイは摂取後、インスリンの分泌される。インスリンの働きは糖質やアミノ酸を筋肉に運んでくれる。しかし、同時に脂肪燃焼を抑制する作用もある。カラダを絞りたいのに脂肪燃焼が抑制されるのはよくないポイント。そのため、カラダを絞りたいときはソイの方が適しているのだ。
アルギニンの働きに注目
ソイに豊富に含まれるアルギニンの働きは成長ホルモンの分泌を促す。成長ホルモンは脂肪燃焼を促進させる働きがある。運動前にソイとホエイプロテインを摂取した場合の成長ホルモンの血中濃度を測定した結果、ソイプロテインの方が運動後の成長ホルモンの分泌が高いと言われている。
大豆特有の成分イソフラボン
大豆にはイソフラボンという成分が含まれおり、女性には嬉しい働きをしてくれる栄養素。特徴は、女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをしてくれます。ホルモンバランスの乱れによって引き起こされるカラダと心のトラブル。これは女性ホルモンの分泌量が低下して起こっている可能性があります。イソフラボンを摂取することで、エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれる。
他には、抗酸化作用がある。細胞にダメージを与え老化の原因となる「活性酸素」の働きを抑えてくれる抗酸化物質の1つ。
・ソイプロテインの【メリットとデメリット】
材料が植物性なので価格が安い
牛乳が苦手な方向け
脂肪成分が少ない
消化吸収が緩やかなのでアミノ酸濃度を保つために就寝前に適している
大豆の成分をとることができる
⇒アルギニン、イソフラボンの働きで美しさや若々しさをサポート
・動物性のプロテインに比べて含まれる必須アミノ酸の量が少ない
・消化吸収の速度が緩やかなのでトレーニング後には適していない
・水に溶けにくい
・味で大豆特有の苦みがあることも
消化吸収の即効性を期待する場合はソイプロテインの中でも、大豆ペプチドがおすすめ
〇ソイプロテインの吸収時間
・消化吸収時間約3〜6時間
大豆に含まれる植物性タンパク質(大豆タンバク)を抽出して粉末にしたプロテイン。ホエイプロテインに比べて消化吸収が緩やか。カゼインプロテインと同じく、摂取してから吸収されるまでに時間がかかります。腹持ちが良いので、ダイエット向きのプロテインといえます。
〇ソイプロテインの飲むタイミング

筋トレやウォーキングなど適度な運動を行うことで、脂肪を燃焼させながら筋力アップを目指すことができます。筋肉の分解と筋タンパク質合成の反応低下を防ぐためには間食も重要。ソイやカゼインのプロテインは消化吸収が遅いため食間が長く空く時の間食や就寝前に適しています。
ウエイトダウン系のプロテインで「ガルニシア」「カルニチン」や「ヒスチジン」が配合されている商品の飲むタイミングは朝一に摂るといい。朝に摂ることで1日の脂質代謝を促し、食欲抑制の効果も期待できる。
〇ソイプロテインの選ぶポイント
1:タンパク質含有率
基本となるプロテインの評価基準。タンパク質の含有率が高い商品ほど、余分なカロリーを摂らずに多くのタンパク質を摂取できます。価格の安いプロテインはタンパク質の含有率が低い場合も多いので注意が必要。
2:内容成分と量の組み合わせ
栄養素には組み合わせて摂ることで、相乗的に働くものもある。ビタミンB群は脂肪や炭水化物をエネルギーに変える着火剤のような役割を持っているので、配合されている栄養素や成分もチェックしてみましょう。
3:味
自分の好みの味や美味しいほうが継続もしやすく、様々なフレーバーがあるほうが飽きずに継続できます。ソイプロテインは大豆に含まれる植物性タンパク質(大豆タンバク)を抽出する際に、苦味成分が生成されます。苦みが苦手な方は、いくつかのソイプロテインの商品から好みの味をみつけましょう。プロテインを飲むことがストレスにならないために、できるだけ好みの味を選ぶことも重要なポイント。
4:価格
プロテインは継続的に摂取するため価格も重要。あまりに価格が高くても継続できなければ意味がありません。単純に安いプロテインを選ぶのではなく、タンパク質含有率と価格をしつかり見比べて選んでいきましょう。
5:安全性
口に入れるものであるために、まずは安全なことが前提。品質管理がしっかりとなされているか、国内・国外どこで生産されたものか確認しましょう。
6:添加物
甘味料、保存料、着色料、香料などの添加物を使用していないものもあります。
〇おすすめソイプロテイン人気9選
ザバス ソイプロテイン100 (味:ココア)
大豆プロテインを100使用。さらにカラダづくりにかかせない7種類のビタミンB群とビタミンCを配合し、タンパク質の吸収や健康増進をサポート。
参考価格 | 5000円(税別) |
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商品名 | ソイプロテイン100 |
メーカー | ザバス (meiji) |
タンパク質量 | 1食分21gあたりタンパク質15.0g |
ボディウィング ソイプロテイン (味:プレーン)
甘味料、保存料、着色料、香料などを一切使用していない無添加で高品質のソイプロテイン。BCAAやカルシウム、食物繊維が豊富。プレーンは豆乳の味に近い。
参考価格 | 価格 2100円(税込) |
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商品名 | ソイプロテイン |
メーカー | ボディウィング |
タンパク質量 | 製品100g中タンパク質84.6g(無水物換算値89.0g) |
おいしい大豆プロテイン (味:コーヒー)
プロテインの味が苦手な方にはおすすめ。プロテインでは珍しいコーヒー味。タンパク質の含有量がやや低め。
参考価格 | 3600円(税別) |
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商品名 | おいしい大豆プロテイン |
メーカー | ウイダー |
タンパク質量 | 1食分20gあたりタンパク質10g |
Kentai 100%ソイパワープロテイン(味:プレーン)
いろいろな商品のなかでもトップクラスのタンパク質含有率が魅力。コンディションづくりに欠かせないビタミン・ミネラルを配合。しなやかでタフなカラダづくりやダイエットしたい方におすすめ。
粉立ちが少なく、水でもさらりとお召し上がりいただけますので、運動後など手軽にご使用いただけます。
参考価格 | 5200円(税別) |
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商品名 | 100%ソイパワープロテイン |
メーカー | Kentai |
タンパク質量 | 製品100g当たりタンパク質86.3g |
アルプロン 大豆プロテイン100 (味:イチゴミルク)
価格が比較的リーズナブルであり、タンパク質量もしっかりある。腹持ちがいいので朝食や間食に適している。味はイチゴミルク以外にもココアミルクなどがあり、甘めの味が好みの方は是非。
参考価格 | 2480円(税込) |
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商品名 | 大豆プロテイン |
メーカー | アルプロン |
タンパク質量 | 1食分20gあたりタンパク質16.8g |
Kentai ウエイトダウン ソイプロテイン (味:ココア)
ビタミン11種、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄)、食物繊維が配合されている。カラダづくりだけでなく健康面でもバランスを整えることが期待できるプロテイン。
参考価格 | 3900円(税別) |
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商品名 | カラダを絞るウエイトダウンソイプロテイン |
メーカー | Kentai |
タンパク質量 | 1食分20gあたりのタンパク質14.6g(無水物換算値15.3g) |
ザバス ウエイトダウン (味:ヨーグルト)
運動で、減量したい方のカラダづくりに最適。大豆プロテインに加え「ガルシニアエキス」と11種のビタミン+3種のミネラルが配合。減量時にはビタミンやミネラルが不足しやすいので補いましょう。
参考価格 | 5200円(税別) |
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商品名 | ウエイトダウン |
メーカー | ザバス(meiji) |
タンパク質量 | 1食分21gあたりエネルギー79kcal、タンパク質16.8g |
ソイプロテイン アイソレート(味:チョコレートスムーズ)
マイロプロテインから販売されている人気ソイプロテイン。脂質と炭水化物は極限までカットし、タンパク質含有率が90%と高水準。4種類のフレーバがありますが味の評価は低い。
参考価格 | 2590円 |
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商品名 | ソイプロテイン アイソレート |
メーカー | マイプロテイン |
タンパク質量 | 1食分30gあたりタンパク質27g |
ザバス シェイプ&ビューティ (味:ミルクティー風味)
11種のビタミンやミネラル、美容にうれしい「フィッシュコラーゲン1500mg」を配合しており、健康的でキレイを目指すことができます。ミルクティー味で飲みやすく、女性に人気商品。
参考価格 | 3750円(税別) |
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商品名 | シェイプ&ビューティ |
メーカー | ザバス |
タンパク質量 | 1食分14gあたりタンパク質7.2g |
〇まとめ
ソイプロテインの特徴やおすすめ商品についてご紹介しました。運動とうまく活用すれば理想の体型に1歩近づけるでしょう。腹持ちがよいソイプロテインは間食や小腹が空いたときに摂ることで毎日継続可能。重要なのは継続すること。カラダを絞りたい方や理想の体型を目指すためにここからぜひ試してみては。